誰にも知られずに消えていった誰かの歌みたいにのジャケット写真

歌詞

一日のうた

未完成VS新世界

今日も一日面白いことはなかったなと歩いたことのない道を

晴れていても晴れていなくても心のどこかで文句をつけながら

歩いていく 歩いていく

好きな本を読んで勝手に感動したり

好きなバンドの曲を聞いて勝手に一人で盛り上がったりして

今日も終わったな 何もなかったけど 自分にとっては

これでも価値ある一日だったかもと思い込んで

眠る時にあの日あの時

ああすれば良かったと振り返る数の多さにハッとする

君の街に続く季節を待ってた 僕はいつの間にか歳をとってた

君のことが好きと歌った時に 世界が変わる感じを君に見せたかったな

そして悲しい さみしい どうしようもない気持ちは全て

誰のところにも訪れる もちろん君のところにも

その全てを僕が背負うから なんてそんなこと出来っこないけれど

まあ大体のことは引き受けるよとか気のきいたセリフを

どこかに突き刺してそれを目印に後悔していこう

君の街に続く季節を待ってた 僕はいつの間にか歳をとってた

君のことが好きと歌った時に 世界が変わる感じを君に

君の街に続く季節を待ってた 僕はいつの間にか歳をとってた

君のことが好きと歌った時に 世界が変わる感じを

何があってもどんなことが起こっても君のことが好きとは言えないけれど

起こりうる大抵のことなら大丈夫 それくらいの自信が僕にはある

誰にも知られずに消えていった誰かの歌みたいに

悲しい気分に度々なったんだ

その人一人だけに意味があるような歌をうたう前に

そんな自分になりたいな

  • 作詞

    澤田健太郎

  • 作曲

    澤田健太郎

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アーティスト情報

  • 未完成VS新世界

    2005年夏、札幌にて結成。Vo澤田健太郎が弾き語りで歌っていた曲の題名をそのままバンド名に用いた。 結成直後から札幌市内のライブハウスで毎週のようにライブを慣行。「楽曲が、何か良い」という事でそれなりに支持を集め始める。 2008年7月、拠点を東京に移す事を決意。住む家もバイトもろくに決まっていない状態で上京し活動を開始。 2009年春、アミューズソフトエンタテインメントから初音源『夕暮れ狩り』をリリース。 ROCK IN JAPAN FESTIVALやCOUNTDOWN JAPANといった大型ロックフェスにも出演。 翌2010年は新譜を作成中に事務所が音楽事業撤退。 なにも持たずにレコ発ツアーをする。 澤田は詐欺にあって財産を失い、住所不定無職を地で行く一年に。そして2011年には澤田が階段から滑り落ちて左手を負傷。その上、実家で療養中に全財産が入った財布を落とすという、お祓いを要するレベルの不運に相次いで遭遇。それでも、新譜リリース、ライブ活動など命からがら活動を継続。 その後、2014年も相変わらずツキには見放されて丸一年間一切ライブを行えない状況に陥り、いよいよ力尽きたため2015年2月に一時解散。 2017年に再結成するも、更なる不幸に見舞われ事実上の活動休止。 バンドは様々な紆余曲折を経て、世間もコロナ禍でしっちゃかめっちゃかで、何とかかんとか体制を立て直して2021年初夏からはサブスクリプションで音源を聴けるようになったり、新曲を出したり、ライブ活動を再開したり、2023年には10年ぶり3枚目のフルアルバムをリリース。新たなチャレンジに踏み出す感じの未完成VS新世界です。

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夕暮れ狩りレコード

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