歌詞

有り余る幸せを手にした人の話　TVで流れてた

「その人はその人で悩みがあるんだ」と　まとめられてた

申し訳なさそうに　本人は目を伏せてる

幸せでいるのは罪じゃない　なのにどうしてあんな顔を

しなければいけないの？と理由は分かっているけど　尋ねたくなる

この世で一番恐いのは　「嫉妬をしている俗人」だから

さて僕はこれから何を見て　どんな風に思うんだろう？

君といてあの頃愛された　僕のままで居たいんだけど

広い空見上げた僕の世界は昔より　濁ってるかな

色んな物事を斜めで見て　いつからか笑えなくなった

誰かが差し出した手も　疑って握り返せず

いつかはこうなりたいって願ってた理想は　どこかに消えて

こんなもんだよって言い聞かせながら　時間を無為に過ごす

主張が無くなっていく　「自分」というのが無くなってゆく

ねぇ僕はいつからこんな風に　成り果ててしまったの？

君がいて見上げた未来には　光だけあったはずなのに

僕は今も息をしている

なのに生きているリアリティが

日々欠落していって　少しずつ大事なものが

削げ落ちているよう

あの日の僕が笑っている　僕の今を笑っている

「それで本当に幸せなの？」　そんな声が

何度もリピートして　聞こえてくるよ