NATUREのジャケット写真

歌詞

宝石

熊木翔

手を伸ばせば届くと思っていた空と

塞いでも塞ぎきれない眩しさに目が霞んでも

精一杯捉えようとしていた

揺らぐ陽炎

焼けた砂の匂いがして

濡れた髪の紫吹が上がる

消えないままで 残っている宝石を

沈めた海の波打ち際歩いていた

水面に揺らぐ 月の影が 余りに綺麗で

目を塞いだ

手を伸ばすうちに汚れていってしまったこと

もう二度とあの眩しさを見ることすら出来ないこと

一つ 一つ 丁寧に

理由 言い訳 梱包して

冷めた砂に足を取られ

濡れた頬はとうの昔に

乾いてしまった

知らないままで 眠っている宝石は

知ってく僕が汚す前に沈めておいた

水面に揺らぐ 月の影が 余りに脆くて

崩れ掛けていた

変わらないものなどないのにな

わかっているのに

わかっていなくて

いずれの日にか

君をまた抱く時

来るんだろうか

月は影を潜め 沈めた海も消え失せ

空っぽになった僕のことを朝日が

無慈悲に突き刺す

消えないままで灯っていた

灯りに今気付いて

揺らぐ景色が色付いた

また会えるんだ

  • 作詞

    熊木翔

  • 作曲

    熊木翔

NATUREのジャケット写真

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「NATURE」by 熊木翔 
5曲入りです。

アーティスト情報

Ushi Records

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