歌詞

上弦の月　うつしだす　始まりの光

静寂（せいじゃく）の中　噛み締める　どうか見守っていて

大地に耳を傾けて　継がれゆく鼓動

古（いにしえ）の声　なお今も　心刻まれゆく

定められた時の中で　繰りかえされゆく歴史

無意味な争いの中で　人は何を思ふ

悲しみをつかみ　手をのばせば　水の上　ただ舞い上がる

花の音に　耳を傾けてみれば　生まれゆく者の運命（さだめ）

悲しみを両手で　掬ってみれば　こぼれ落ち　流れゆく

その雫　ただ瞳にみゆれば　この世の戯言（たわごと）

散りゆく花　見つめながら　　混沌とした日　暮れて行く

灰色のモノ抱えたまま　人は　光求め

悲しみをつかみ　手をのばせば　水の上　ただ舞い上がる

花の音に　耳を傾けてみれば　生まれゆく者の運命（さだめ）

天の星見上げ　手をのばして　流れ星に祈りこめ

そよ風に　耳を傾けてみれば　時の流れ　満ちる

喜びを両手で　掬ってみれば　やわらかな風　舞い上がる

変わりゆく心　あたたかく染め　この世に光さす