歌詞

僕たちが信じたナニカ　かすかな爪痕に綻ぶ

その欠片　拾い集めた　わずかな希望を燈すように

感想なんて至って単純で

でも気付けば孕んでた矛盾が

ああ僕を問い詰める

「お前は誰だ　お前はどっちだ」

絶対的な価値観や基準が

持てないまま彷徨う逡巡に

足掻いても何処までも

ただ僕は僕だった

信念理念疑問理想　葛藤に悶えて揺らぐ感情

僕を形作るこれまでのすべて

正解も所詮便宜上設定されただけと悟った現状

何かを選ぶってことは　戦うってことさ

境界線は意外と曖昧で

『こうあるべき』と『こうでありたい』の

ベクトルが交差する

違いはなんだ　違いがどうした？

対等だった時間と空間を

分かち合う先にどんな未来を

選んでもあくまでも

ただ君は君だった

もし　光り輝くすべてを

まだ　黄金と呼べるなら

弾かれた軌跡の行方　この目に映す

証明なんて出来るはずもないね

でもそろそろ決めなきゃいけないね

結末は加速する

「お前は誰だ　お前はどっちだ」

残響さえも掻き消えるくらいに

ノイズの雨に掠れた視界に

迷っても何度でも

ただ僕は僕だったんだ

感想なんて至って単純で

でも気付けば孕んでた矛盾が

また僕を問い詰める

「お前は誰だ　お前はどっちだ」

絶対的な価値観や基準が

持てないまま彷徨う逡巡に

足掻いても何処までも

ただ僕は僕だった

ただ僕は僕だった　そして

ただ君は君だっただけさ

それだけさ