歌謡ポップスRevival 2のジャケット写真

歌詞

ありふれた朝

Play Musica

人波をすり抜けて

今日も同じホームに立つ

シャツの襟を直すたび

昔の癖を思い出す

自販機のとなりには

まだあのベンチがあって

ふたり分の沈黙を

今も置き去りにしてる

イヤホンから落ちた歌と

誰かの笑い声

重ねてしまうのは

もう嫌気がさすんだ

踏切の影が

夕日の中で揺らめいた

その向こうに

あの日が見えそうで

目を逸らす瞬間

胸の奥で泣いてた

進むしかないのに

まだ揺れてる

コンビニのガラスには

柄にもない姿が写る

内ポケットの奥には

言えなかった言葉残ってたまま

上手く笑うことだけ

少しずつ覚えて

その代わりに

何を失くしたんだろう

通い慣れた道で

不意に足を止めてた

君と見た景色だけが

色褪せないまま

名前も呼べずに

思い出だけ飼いならし

今を歩いてる

何事もない顔で

もしもあの日

伝えられていたとしても

たぶん君は

ここにはいなかった

踏切の音が

今日を区切るように鳴る

誰もが昨日を

引きずって歩いてる

この街のノイズに

心を溶かしながら

ありふれた朝を

ただ重ねていく

  • 作詞者

    Play Musica

  • 作曲者

    Play Musica

  • プロデューサー

    Play Musica

  • プログラミング

    Play Musica

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