

紙コップに沈んだ 紅茶の渦を見つめ
まるで誰かのために 傷ついたふりをしてた
忘れかけた約束が 風で転がって
昨日の嘘より 今日の沈黙が痛い
すれ違うたび 心が壊れていく
指先だけで 触れた未来
捻じれた午後の果実を かじるたび
酸っぱいままじゃ 終われなかった
あなたの影が また揺れる
街のざわめきに かき消されながら
コンビニの灯りが 午前四時を照らす
缶コーヒーみたいな恋 冷めたあとに残る香り
繰り返す景色が 妙に優しくて
あの頃より少しだけ 大人びたフリをしてた
あなたの声は もう届かない
でも耳の奥に まだ棲んでいる
捻じれた午後の果実を かじるたび
戻れないことに 気づきながら
それでもどこか 期待してた
街のざわめきに 紛れるように
乾いた空に浮かんだままの
傘の忘れ物 誰も気づかない
捻じれた午後の果実を かじるたび
涙じゃなく 舌先が震えた
通り過ぎていく季節が
なぜか今も 甘く香るの
- 作詞者
Play Musica
- 作曲者
Play Musica
- プロデューサー
Play Musica
- プログラミング
Play Musica

Play Musica の“午後の果実”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
午前0時のテレパス
Play Musica
- 2
ありふれた朝
Play Musica
- 3
君はビー玉の中
Play Musica
- ⚫︎
午後の果実
Play Musica
- 5
サヨナラのつづき
Play Musica
アーティスト情報
Play Musica
コピーバンドから4トラックMTRで楽曲制作の魅力を覚え、シーケンサーを用いたデジタルMTRで本気でプロを夢見た20代。その後は何年も夢から離れた場所でサラリーマンを続け過去の夢にすがりつく。最近の著しいAIの台頭で過去の夢を重ね合わせるようになった、平々凡々な日本人。
Play Musicaの他のリリース