昔読んだことのある
少し忘れたけれど
（間奏）
等間隔 刻むフィルムを
収納するあずまや
頼りない参照の風景
櫂にして進めば
灯台にまたがった 雲の上
灯台にまたがった 雲の上
こっちを見てた 見てた 見て笑った
こっちを見てた 見てた 見て笑った
（間奏）
おどけても一つだけ持つ潔さ面して
頼りない参照の風景
場つなぎの勘違い
（間奏）
即席の装具 きしむ 息災だ
足跡の遭遇 知らぬ存ぜぬ
遠くに見えた 見えた 生きていた
遠くに見えた 生きた 生きていた
（後奏）
- 作詞者
健やか
- 作曲者
健やか
- レコーディングエンジニア
君島結
- ミキシングエンジニア
君島結
- マスタリングエンジニア
君島結
- ギター
Yuko Kawamoto, Ryota Fujihara
- ベースギター
健やか
- ドラム
Yuta
- ボーカル
Matsuri Todono
- 合唱 / コーラス
Yuko Kawamoto
- その他の楽器
健やか
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Therapy (SBS V)
健やか
今作は、3rd EP「帯脈へ融解す る萌ゆゆ ゆ草日 発 芽 せど暮らせ どどど℃どど」に収録された楽曲の、Composer/Songwriter「健やか（私）」による再構築および「健やか(band set)」による再録が施されたものである。
ディスコグラフィとしては2nd Singleにあたる本楽曲は、クリーントーンのあたたかなギターサウンドが、タイトなリズムの上で美しく絡まる、どこか異国の民謡を思わせるようなプリミティブな一曲である。プロジェクト初の試みとして、レコーディング・スタジオでの録音を敢行し、サウンドデザインにもこだわった。懐かしくも、まだどこにもないシーンを縁取る本作は、聴くものの心の歩みや有り様を、自分自身で肯定するための「セラピー」として、その優しさの本質にせまるものである。
Spotify • 【毎週更新】HOLIDAY! RECORDS厳選の新鋭インディーズバンド特集 • 2025年9月15日アーティスト情報
健やか
2019年頃より活動を開始。2023年から現在にかけては、composer/songwriterである「健やか（私）」の手掛けるソロプロジェクトとして活動する。2025年9月に2nd Singleとして「Therapy（SBS V）」をリリース。習作的な制作を志向することでジャンルレスに表現の幅を拡張するとともに、その変遷すら現代芸術的な創作に落とし込む。
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