Lyric

一つ二つ数えて

歩いてきた道を

懐かしく踏みしめて

語り継いでゆこう

風に揺れる

木のように草のように

夢に吹かれ

飛んでくよ、どこまでも

絵の具なんて

これしか手にないけど

描いた虹

誇らしく光ってた

小さな舟

三人乗りの舟で

大海原

嵐の中進んでく

物語に

地図はなく見えるけど

いつかきっと

辿り着くと信じて

この世の地獄で

朽ち果てそうな夜も

月明かりが

照らしてた

この身の不幸に

溺れてしまう夜も

星は明るく

輝いてた

一つ二つ数えて

歩いてきた道を

懐かしく愛しんで

覚えてよう、ずっと

夢の中で

泳いでいるの？

今日も夢の中で

溺れてるの？

そんな夢なら

捨ててしまえばいいものを

大切にしたいと

願ってた

一つ二つ数えて

歩いてきた道を

懐かしい歌のように

口ずさんでゆこう

砂の城は美しくも

さらさら消えゆくもの

そっと手を離してみれば

見える

本物の虹が

やさしく導いてくれるように

一つ二つ数えて

歩いてゆく道を

誇らしく微笑んで

生きてゆこう明日へ

まわり道

私の道

そう、たからもの

抱きしめてゆこう

忘れずにいよう

旅の終わりに昇る

日の出の赤