夢に見たおとぎ話の続きには
ならないような日々で
少しずつ枯れてゆく花の終わりには
追いつけない
美しい孤独を泳ぐ
ひとりでも生きてゆける
上手じゃなくても
美しく枯れてゆけるから
私強くなるために着飾った
私のためだけにかわいくなる
毛先から爪先まで愛おしく思えるように
まだ生きていられるように
お気に入りを身に纏っている
戦いにも負けないような鎧
少しずつ枯れてゆく花の美しさを
知っている
どうか強くあれと願うそれは
私のためだけのときめきを忘れないこと
揺れるフリル纏うレース
私のご機嫌は自分でとってみせるわ
めぐる季節心だけが置いてけぼりになって
身体までちぎれていく
濡れた瞳こぼれ落ちた涙は星になり降り注ぐ
また生まれ変われるよ
全てを愛している
うずくまる夜にめまいがする朝も
吐き出した言葉も溢れ出した涙も
ごまかしたりはしない
強い弱い繰り返し迷いながら歩いてく
その道は長いけれど
深い眠り落ちていつか花になり枯れるまで
続いていく私は女の子
ものがたりは続いていく
永遠に女の子
深い眠りにつくまで
- 作詞
micoppy
- 作曲
micoppy
micoppy の“少女たちへ”を
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micoppy 2nd E.P. 「花束のかわりに」
2021年3月19日に同タイトルレコ発『花束のかわりに』を心斎橋Live&Kitchen 歌う魚にて開催。
手紙のような花束のような歌を4曲収録しています。
-今日も明日もときめきを忘れずに、私だけの素敵を大切にして生きてゆけますように-
アーティスト情報
micoppy
ボタニカル系シンガーソングライター/ハンドメイド作家 私から見える色褪せた美しい世界を歌に、形に。深い眠り落ちていつか、花になり枯れるまで続いてゆく、私は女の子。
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