Lyric

静かに流れる街の灯り

二人だけの道が続いてく

グリコのサインも通り過ぎて

少し遠い場所へ行こうか

信号待ちの小さなため息

君が笑うと夜も優しくて

そんな些細な瞬間たちが

何よりも今、

愛しく思える

夜風に溶けてく

二人の歌が

そっと包むよ

大阪の街を

夜が明けるまで

このままでいたい

君と並んで

ただ走るだけで

御堂筋から眺める街も

遠く霞むビルも柔らかくて

静かな時間がただ過ぎてく

このままでいい、

そう思えた

小さな声で君がつぶやく

「この夜、ずっと続けばいいのに」

答えは出さずに微笑んで

風の中で

寄り添うだけでいい

夜風に溶けてく

二人の歌が

そっと包むよ

大阪の街を

夜が明けるまで

このままでいたい

君と並んで

ただ走るだけで

どこへ向かうかも知らないまま

この夜を旅してるような気分

心地よい沈黙が続いてく

それだけで、

何もいらない

夜風に溶けてく

二人の歌が

そっと包むよ

大阪の街を

夜が明けるまで

このままでいたい

君と並んで

ただ走るだけで

いつか終わりが来るとしても

今だけは二人の夜を感じて

君と並んで走るこの瞬間が

永遠みたいに揺れてるよ