歌詞

新しい日常が巡る

身体も心も時間も　自分自身も

せわしく巡り巡る　日常の中

ひと息ついて　ひと休みつく

さりげなく差し出されたのは

思いやり入りの　優しさ味の　お手製のお茶

トキメキの風が　吹き抜けた

踏み出したい　踏み越えたい

こわさも　恥じらいも

絡まった日常の中にいる自分だって

踏みしめて

伝えたい　届いてほしい　貫きたい

加速する　この鼓動を燃やして

この喉に響いたのは

「ありがとう」

あの人の笑顔が巡る

どんな時も　どんな人にも　影を落とす日でさえも

せわしく巡り巡る　いつもの笑顔

ひと息はいて　ひと休みをとる

さりげなく　にじんだ涙粒

それでもこぼさず　振り払う強さが

トキメキの風を巻き起こす

差し出したい　差しあげたい

こわさも無力さも

絡まり　もがき　焦る自分だって

差し抜いて

伝えたい　届けたい　貫かせたい

こみ上がる　この鼓動を抑えて

この喉に響いたのは

「大丈夫？」

途切れてしまった　崩れてしまった

こぼれない涙の雨が

このなかに降りだした

あの人との縁の道　恋の道

あの人を支えるあの人の　ライバル

乗り出したい　乗り越えたい

こわさも　失恋も　惨めさも

絡まない赤い糸　自分じゃなくたって

伝え抜く　届けぬく　告げ抜いてみせる

心つぶれる　この鼓動を抱きながら

この喉に響いたのは

「好きでした」

晴れ渡る　澄み渡る

こわさも　初恋も　失恋も

絡まる縮まる　キズと自分だって

渡りきって

出逢たのは　成れたのは　誇れたのは……

輝きあふれる　この鼓動を煌めかせ

この　心に響いたのは

「あなたのおかげ」