歌詞

ふいに誰かに呼ばれ

懐かしさに

立ち止まってた

触れれば消えていく

夕景

すれ違う時間に

希望(のぞみ)を託す

ともに煌めきを

灯して

拓かれていくのは

暁への兆しで

過ち繰り返しながら

明日を見据える

確かめさせて

空の向こう

ほんの少し揺れてた

茜が射し

眼差したち

何をみてる

遠すぎた

過去と現在(いま)の境界に

存在する僕らが

振りかえるならば

痕がひとつ

痛みを知る

傷もすべて抱いて

終わることなく

ふたり未来図の

先へ

暮れる夢が混ざって

戸惑いの中の邂逅

示したのは新たな道

夕影

薄らいだ孤独は

静かに眠る

風が去るまでは

赦されて

心に流れ込む

雨上がりの寂寥が

とめどなく

降り注ぐんだ

世界に深く

確かめさせて

その行方

澄んだ水に映った

茜の雲

幼い日の

無垢なふたり

滲みだす

疼くような後悔も

内に秘めたままで

目を逸らさずに

絵空事も

綺麗事も

理想を

信じさせて

交わす約束

ふたり未来図の

先へ

迷う心も連れてく

長い長い旅のなか

永い永い旅のなか

標(しるべ)を見失わないで

行こう

ふとした時に戻る場所

いつも優しく響いてる

ぬくもりを

忘れないように

確かめさせて

空の向こう

果てなんて

決めないで

茜が知る

理たち

濁りもなく

透きとおる

過去と現在の境界に

存在する僕らに

譲れないものが

ただひとつの

唯一無二

明日の光抱いて

終わることなく

ふたり未来図の

先へ