I was yesterday, now I am todayのジャケット写真

I was yesterday, now I am today

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トラックリスト

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安易なパーティ用のレゲトン(no generic reggaeton party music)や中身のないダンス歌詞、そしてチープなトロピカル・ハウスのクリシェを徹底的に焼き尽くし、世界基準のデンボウ・リズム(Danceable dembow rhythm)と情熱的なスパニッシュギター、そして近未来的な電子音響が織りなす「自己変革のロードムービー」を形にした未来派グローバル・ラテンポップです。BPM100前後のエモーショナルな推進力。イントロは完全に乾いたアコースティックギターの爪弾きと、耳元に張り付く至近距離のウィスパーボーカルで親密に幕を開けますが、サビ(コーラス)へ入った瞬間、地鳴りのようなディープ・ベースとワイドに広がるシンセサイザー、そして緻密な打楽器のレイヤーが一体となり、ラジオ対応の圧倒的なクリアさ(radio-ready clarity)を誇るスタジアム・アンセムへと一気に視界を開きます。

歌詞の核となるのは、コンテクストを力でねじ伏せるフラットな現実主義。「誰かの理想で作られた城を捨て、過去の傷跡をすべて実存の証明に変えていく。安易なセンチメンタリズムを完全に拒絶し、ただ『自己の実存』を獲得した男の、静かな確信に満ちた独白」。ボーカルは語りかけるような会話調のチェストボイス(warm chest tone)から、フレーズの合間の生々しい呼吸の摩擦を剥き出しにした感情の解放へとビルドアップ。特筆すべきは、終盤のブリッジ(Bridge)で突如すべての楽器が消失し、時間が凍りついたかのような静寂(Structural glitch)のなかで「Keep going」と言い放つ過激な演出。この引き算の後に急襲するラストサビの圧倒的な熱量が、リスナーの無意識に心地よい中毒性を植え付けます。最後はフェードアウトを真っ向から拒絶し、リフレインの途中でカミソリのようにプツンと音が完全遮断(instant cutoff)される、引き算の美学の極致を提示する大傑作です。

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