瞼のジャケット写真

願うこと

それさえ意味が薄らいだ

小さな籠の中

いつか見た夢を吊るした先に

君がいるといいな

いつだって澱んで見える

この手で掬い上げるものが

無情と怠惰の隙間

視える 形のないものが

それを光だなんて言わないでよ

瞼を見つめたまま

横たわって 沈んで

手を伸ばすこともなく

走り出すことができない理由を

探しては

立ち止まっている

願うこと

それさえ意味が薄らいだ

小さな籠の中

いつか見た夢を吊るした先に

君がいるといいな

いつだって

透き通って見えた

この手を離れてくものが

無情と怠惰の隙間

過ぎる 命なき言葉

それを「無価値」だなんて

言わないで

透明な明日への手がかり

滑稽なただの死にたがり

過去を手放したとしても

ありふれた日常に触れたいと嘆く

瞼を見つめながら

振り返って疼く心の奥

脆く拙く

仄暗く

孤独で生きる弱さを見た

叶うこと

それさえ価値が揺らいでく

小さな籠の中

いつか見た夢を吊るした先に

君がいるといいな

瞼を見つめたまま

振り返って 沈んで

手を伸ばすこともなく

走り出すことができない理由を

探しては

立ち止まっている

色のない落日を

ただ 眺めている

  • 作詞

    琲旡

  • 作曲

    琲旡

瞼のジャケット写真

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    緋鬼籠帝國

アーティスト情報

  • 緋鬼籠帝國

    緋鬼籠帝國(ひきこもていこく)は、株式会社AMATERASUの代表「緋鬼籠六花」が築いた新しい國。ひきこもることが「悪」とされる世の中に疑問を感じた我々が、「ここでいい。ここがいい。」を合言葉に、ひきこもりがひきこもったまま輝ける世界を目指します。 この緋鬼籠帝國に関わる人は全員がひきこもり経験者です。ひきこもり当事者だった六花プロデューサーが、自分自身の経験した焦りや世の中への疑問を昇華し、同じような経験や境遇を持った方に寄り添えるアーティストとして活動します。

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