

自分と闘うのは容易いことじゃないと言って
冬の真水に溶けていった あの人は
今日も同じ空を感じているだろうか?
哀しいというよりも 辛いというよりも
切なさに追い詰められて 答えが分からずにいる
シャボン玉のように ぱちんと消えてしまった
その感情は きっと誰も気付かないだろう
きっと それでもいいと 思ったんだね
幾つもの扉と 幾つもの壁に囲まれて
取り付く島もなく ただ堕ちていった
その手足には 数えきれない傷が残り
いつまでも癒えることなく あなたを
ひとり、トンネルの中に置いてきてしまった
出口が光り指す方だとは限らないのに
あなたはそれを知っていたんだろうね
時間だけが風のように去っていった頃に
分厚くなった透明の殻に 息がつまって
残り少ない空気を引き込もうとする
日毎に重たくなる肉片が鉛となって
注意深く追ってみれば 過去という罪になっていた
綿飴のように 甘く溶けて消えてしまった
心残りは きっと誰もが背負っているだろう
きっと それでもいいと 許したんだね
幾つもの旅と 幾つもの出逢いを越えて
辿り着く楽園はなく あの星のように消え去った
この思いには 数えきれない夢が浮かんで
いつまでも届かないままの わたしを
ひとり、荒れ野へ放り出してしまったまま
答えがすべての正解だとは限らないのに
そのことをわたしはまだ知らないんだろうね
閉じたままの瞼を開くには
陽の光りが眩し過ぎて 強すぎて
冬の星座を指さす あなたの指先を
今も思い出している
幾つもの言葉と 幾つもの思い出を作っても
伝えられないと知っている 心臓は絶え間なく
打ち続けながら 数えきれない明日を願って
いつまでも足踏みしているままの わたしを
ひとり、深層の海へと閉じ込めているのだろう
掘り進める両手はいつまで動いてくれるのか
そのことだけを気に掛けている
それが今の答えだと信じて
白く霞む朝、靄に隠れた花が遠くへと消えていく
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プログラミング
福 水琴 - Fuku Mikoto -

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白いErica
福 水琴 - Fuku Mikoto -
「白い Erica」
ピアノと声だけで描く、静かな告白の音楽。
雪が降るように、言葉が滲み、消えていく。
“哀しみ”ではなく、“受容”の美しさを描く。
白く霞む朝のような、儚くも永い余韻。
作詞・作曲:福 水琴(Suno AI使用)
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
音が立ち上がり、碁石のように花開く。
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