『ひとつ』のジャケット写真

歌詞

放射線

櫛田寒平

終わりを迎えた世界が

最後に吐き出した言葉は

あの子の声を聞いていれば

結末は違ってたのかな

終わりを迎えた時代が

文明と共に沈んで行く

正しいことをしてただけさ

私の信じた正しさが

海を

空を

森を

君を

目には

見えない

神のみわざ

終わりを迎えた二人の

背中に夕陽が沈んでく

手放せなくて さよならだけが

今でも傍で待っている

終わりを迎えた世界が

夜空に融けて消えて行く

涙で滲んだキミの眼が

映した鏡の向こう側

心も無く放たれた閃光が

終わり無く 繰り返す

生き物たちの被曝を

一万年経てば

きっと

忘れてしまうだろう

何の躊躇いもなく

放たれた

放射線を

プルトニウムの香りが

そよぐ風に混じって飛んだ

セシウム色の風が

咽喉元を掠めていく

ストロンチウムの閃光花火が

未来を白く染めて行く

プルトニウムの香りが

そよぐ風に混じって飛んだ

終わりの先の世界が

新たなはじまりだとしても

巡る季節と同じ様に

すべては色褪せ消えて行く

☆くり返し

  • 作曲

    櫛田寒平

  • 作詞

    櫛田寒平

『ひとつ』のジャケット写真

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櫛田寒平(Kampei Kushida)

New Alubum

『一个/하나/ひとつ』

1. birth
2. 雲心
3. 一个/하나/ひとつ
4. 求めていたもの
5. 放射線
6. 螺旋
7. 春
8. こころのペン
9. 文月(july)
10. いのちの環
11. ゆっくりいこう2021


All words & music : Kampei Kushida
韓国語訳 한국 친구들
華語/台語訳 Kenglim Tan

Recordingded & mixed : 櫛田寒平(Kampei Kushida)
Mixed & mastered:貴瀬 修(Osamu Kise )Studio MA-Moon
Illustration :アキフミキング(Akifumi king)

アーティスト情報

  • 櫛田寒平

    櫛田寒平 「大切なものを大切だと思う気持ちを音楽を通して表現している」東京出身の半農半シンガーソングライター。 日本や韓国や台湾、中国(上海→南京)徒歩で完歩、5000キロ以上を歩き、出逢いの中で生まれた想いを歌にしている。 東日本大震災の復興支援に2011年4月から7月までの3ヶ月間参加したことをきっかけに東京を離れる決意をした。 綾部に移住して9年、農家として、お米や胡麻や野菜の栽培をしながら、2017年11月に綾部市上八田町で農家民宿ぽかぽかのうえんを開業。 
 Discography 2012.10 1stAlbum「ひらめき」release 2014.11 2ndAlbum「宙-sora」release 2020.12 6年ぶりのSingle「birth」release 2021.10 7年ぶりのAlbum「一个 ・하나 ・ひとつ」release

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