

ずっと前の 夏の日のこと
はじめて君を見た瞬間(とき) 世界が止まった
教室の隅っこで 笑った顔が
まぶしくて 言葉が 見つからなかった
いつも誰かの まんなかにいる
あの子に似合うのは 太陽みたいな恋
だけど僕はずっと 君の影を
遠くから 見つめてたんだ
忘れたくない あの夏の光
汗ばんだシャツ 照り返す校舎
名前呼ぶ声も 手を振る仕草も
全部いまも 心(ここ)に焼きついてる
届かなくても かまわなかった
ただ「好き」が 止まらなかった
ひとしずくの恋が
僕の夏を 染めていった
季節は巡り 制服脱いでも
君のとなりは いつも誰かがいたね
声をかけられないままの僕を
風だけが 知っていたんだ
恋ってもっと ドラマチックだと
思ってたんだ 子どもの頃は
だけどこんなに なにもできずに
“好き”だけが 募っていくよ
いま君は どこで笑ってる?
スマホ越しの世界じゃ届かない
本当はね 一度だけでも
君の名前を呼びたかったんだ
片思いでも よかったんだ
7年分の想いがあるから
いつか風の中で
君に伝えられたらいいな
忘れたくない あの夏の光
ふたりすれ違った あの交差点
“好きだった”って 言えなかったけど
胸の奥でずっと歌ってた
青空に 溶けていった
僕のはじめての ひとめぼれ
この恋がくれたんだ
強くなるための やさしさを
- Lyricist
hare_tabi
- Composer
hare_tabi
- Producer
hare_tabi
- Programming
hare_tabi

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A Drop of Summer
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hare_tabi
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