Lyric

ねぇ朝を透過すれば

知らないままでいられたのに

どうしてどうして繰り返すの

明けない夜は無いの？

ねぇどうして？

眠れない夜を通過すれば

消えないままでいられたのに

どうしてどうして忘れ去るの

知らない筈は無いの

曇った空が星を隠すように

未来がどんな色かを知る術は無い

描き出した綺麗なシナリオは

理想的アドレセンスみたいだ

青い結末を迎えてしまうから

指先のガラスの向こう側

仮想的イノセンスみたいな

淡い幻想は涙ひとつで消えていった

ねぇ僕が透過しても

知らない顔で地球は廻る

そうねそうね塵みたいね

泣かない夜は無いの

窓辺の花 既に萎れていた

泣き疲れた僕みたいだ

捨てられもせず

行く宛も無く

辿り着いた未来は予想外

描き出すのはナンセンスみたいだ

誰の慰めも届きやしないから

灰になって仕舞えば同じだと

初めから決まっていたみたいに

僕の体温は

痛みひとつで冷えていった

飲み込んで時効にした嘘を

全部全部吐き出して

際限ない綺麗事の類を

一個一個並べていく

ねぇ僕はどうかしている

死にたい癖に踠きながら

呼吸をする理由を探す

描き出した綺麗なシナリオは

理想的アドレセンスみたいだ

青い結末を迎えてしまうから

指先のガラスの向こう側

仮想的イノセンスみたいな

淡い幻想は涙ひとつで消えていった

描き出した綺麗なシナリオは

指先のガラスの向こう側

涙ひとつで消えていった