歌詞

錆びた歯車が軋んでいる

誰も気に留めず廻っている

これが世の陰に棲み着く摂理か

いつか傷は時間が埋めるとか

頻る雨も必ず止むとか

そんな気休めで誤魔化さないでよ

灯した光を塞いだのは何故？

疎まれる事への恐れか_？

奥に芽吹いたその沁みる後悔は

そっと静かに根を張るだけ

輪郭の無い心に飲み込まれた

この世界は理不尽で

正義を謳う悪夢が意味を為す前に

ここで眠らせて

廻る日々へと今、修整を

錆びた歯車が軋んでいる

それでも止まらず廻っている

これが役割と、盲目的なまま

人間は必ず報われるとか

暗い夜もいつか明けるとか

現状の苦しみに目を逸らさないでよ

塞いだ光を呼び醒ますのは誰_？

ここからは差し込む陽も遠いな

深く根差したその黒の正体は

きっと誰にもわからないまま

中身のない理想に蝕まれた

あの声はきっと無心で

大義を騙る悪意が息を吹く前に

ここで睡らせて

廻る明日に今、救済を

わかってる、わかってる

この先にも未来があって

それはきっときっときっときっと、ずっと

自分だけのもので

だからもう消させない

次こそ選んでみせるさ

君が君を許せる明日を

中身のない言葉で彩られた

その灯に惑わないで

きっとこの先

優しくなれる日もくるさ

現在を見捨てないで

輪郭のない心に飲み込まれた

この世界を壊さないで

正義を騙る悪意に

身を任せないように

未来を信じていて

世界はもっと輝けるから