Lyric

思い出す空 今までの

澄み切った北の空 未来に雪が

溶けそうになる雪だるま

細い腕 振りかぶる ドラム鳴らせ

思い出すよ あれはそうさ

残雪眺める春の日

僕 君と出会い 初めて知った世界

遅れる桜前線と早まる鼓動

ろうそくの火 激しさ欲し

燃えて尽きる日を早める

君が呼ぶ仕草 僕も着いて行くさ

この時間が続けばいいのにな

急に君が病床に伏せた

白い服は清潔かつ冷徹

純白が並ぶ病棟の

君は雪そのものだった

真っ白な頭なのに踊る

君に初めての隠し事

出会い 別れ 雪解けは唐突に

分かってたのに

思い出す空 今までの

澄み切った北の空 未来に雪が

溶けそうになる雪だるま

細い腕 振りかぶる ドラム鳴らせ

忘れないよ 金色の空

2つで1つになった日

青と黒の間の色がまさか

あんなに赤いとは驚いた

日常風景 日々の訪れ

赤さもいずれ白くなる

僕と霜柱 君とふきのとう

ビートを紡いで2人の鼓動

急に君が病床に伏せてから

愛の香りに漂う哀愁

感覚を失いかける君に

ささやき声で叫ぶんだ

涙は期待の裏返し

分かったつもりで分からない

出会い 別れ 雪解けは唐突に 僕も次

思い出す空 今までの

澄み切った北の空 未来に雪が

溶けそうになる雪だるま

細い腕 振りかぶる ドラム鳴らせ