歌詞

一輪の花の中に宇宙の大経綸を観る

言葉は叫ばない

内側で発酵させるから

三日三晩彷徨った

いつか見た無の夢だ

黒い底なしの夢のなかへ没入する

コークスクリュー

意識が右回りでヒラヒラ落ちていく

自分が遠のく

宇宙の底でうずくまり、そこで5、6周するそこで無と向き合う

あきらかな無と

形を脱ぐ

肉体を捨てる前の、自分の未来の映像を垣間見た

なんて素敵だった

なんて素敵なんだ

曖昧な日常、曖昧な線引き

彼岸と此岸の合間で俺自身を演じきる

この皮膚の感覚はとうに消失した

いつ終わるのかも分からないから正直にな

常識的に見て狂気じみているのがよく分かるよ

頭の中がこう締め付けて来てる、わかるよ

ただただただ

ヤダマダヤダ

無数の動植物を犠牲にしてでも存在していたい

笑っちゃうぐらい正直な僕の中の真っ赤な

太陽よりも真っ赤な

僕の中の真っ赤な水

悲しくはなかった

ただ当てはめただけだ

この駆逐された認識をこそ壊していくの

何もないのに火が出る鳥

この意識の中でもがれた羽けど空を見る鳥yo

価値もないのに視力もあるし

この目潰れるまで美しい物を映していけばいい

勘違い甚だしい

ハナから白痴

この体が弾けそうなくらい感情も昂ってくるし

空から見ていたずっと前から

天地開闢、宇宙創世の頃から

それを誰にも話せそうにないが

この孤独の中自分自身の財産だってあるもん

快楽を通り越し黒い風が吹き込む

俺の中に失速せぬ黒い風が吹き込む

肉を殺す風だ　心を刺す風だ

未だ赤い星に向かい全身を昂らせて吠えるだけだ