歌詞

静かなよる　部屋にひとり

誰にも会いたくないけど

誰かの声がほしくなる

そんな夜、またスマホを開く

タイムラインに流れる言葉

どうでもいいはずが、なぜか止まる

「それでいいんだよ」っていう、ひとくだり

何気ないのに、心がざわつくの

名前も知らない誰かのpost

だけど今の俺に響いたそのvoice

冷めたコーヒー片手にため息

そんな夜に、涙が近づく音がした

見つけたのは　たったその言葉

だけど全部、救われた気がしたの

「頑張りすぎなくていい」って

その言葉が、今の俺を包んだ

誰かの言葉で　少しだけ

自分を許せる気がした2時

スクロール止めた　あの瞬間

心に灯った　静かな光

今日の自分を褒められなくて

誰かの正しさに揺れてたくせに

本当はずっと探してたのは

正解じゃなくて、共感だったんだ

落書きみたいな言葉にだって

意味を見出す夜もあるんだね

傷の形は違っても

同じ痛み、抱えてんだって知れた

誰かの言葉で　救われる夜

画面越しでも　ちゃんと届いた

心の奥、誰にも触れなかったとこに

その声だけは、そっと入ってきた

無理しなくていいって

ほんとは、自分に言いたかった

2時の静寂に溶けていく

名もなき誰かの優しさに、感謝した

何も変わらないようでいて

たった一言で、眠れる夜もある

言葉の温度は見えないけど

あの時の俺には確かにぬくもりだった

スマホを伏せて　目を閉じる

BGMは　遠くの車の音

明日もまた迷うかもしれないけど

あの言葉が、少し背中を押してくれる