ローリング・サンダー・デビューのジャケット写真

ローリング・サンダー・デビュー

THE LADY SHELTERS

トラックリスト

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「日本のロックンロールは生き続ける。」
彼らのプレイバックを聴きながら、私はそう感じた。
産声を上げる瞬間を見届けられた私は、幸せモノだ。
「フェイセズのロッド・スチュワートが好き。海を渡る前でギリギリかな~、、」
レコーディングの最中に、ヴォーカルのMIZUKIが語ってくれた言葉だ。
足の爪先から頭の天辺までロックに入り浸りの少年時代を過ごした私としては、ロックを話題にして若者と語り合えるのがとても嬉しかった。
その反面、少しばかり心配もした。
この子の歌は、現代の日本人の心にちゃんと響くのだろうか、と。
しかし、その心配は全く無用だったことを、後に知ることになる。
「この5分間に、君の音楽人生すべてをかけて歌いなさい。」
私が、ヴォーカルルームに入る直前のMIZUKIに投げかけた言葉だ。
これから歌う人間にとって、非常に厳しい一言だったと思う。
もしかすると、プレッシャーに負けて、本来の実力すら発揮できなくなるかもしれない。
そういう人間を、過去に何度も見たことがある。
しかし、私は大きく賭けてみた。
何故なら、彼女のハートに、静かに燃える青い炎を見た気がしたから。
そして、彼女は見事に歌い上げたのだった。
スタジオに居合わせたメンバー、スタッフ全員が、MIZUKIの想像以上の世界に魅了された。
夢や憧れ、挑戦と諦めの狭間にある、焦りや葛藤。
さまざまな感情が豊かに滲み出た歌声は、スピーカーを飛び越えて、私たちのハートに直接訴えかけてくる。
ホンモノだ。
彼女自身にとっても、自分の新たな可能性に出会い、更なる進化を遂げるための、大切な一曲になったのではないだろうか。
この見事な歌を、あなたにも、是非、一聴して頂きたい。
The Lady Sheltersは、サウンド面についても、造詣が深い。
ロックミュージシャンに対して”造詣が深い”という言葉を使うのは不適切かもしれないが、それが彼らのサウンドから受けた印象だ。
ドラムの吉田アカリは、スネアポイントでハイハットを抜く、チャーリー・ワッツスタイル。
本人曰く、「ただモノマネをしてるのではなく、シャッフルでビートを感じていると普通の8ビートでは叩きにくいから抜いている」とのこと。
ベースのKentoは、一発でOKテイク。
一度も弾き直すことなくレコーディングを終えた。関心である。
仕事の速さもさる事ながら、的確なタイム感でロックンロールビートを支えつつ、歌と楽器を滑らかに繋ぐキーマンだ。
ギターのJICOOは、作詞・作曲・編曲を手がける、バンドの要である。
幅広い音楽の見識を、バンドに集約させる司令塔だ。
自らもマイクを取り、ギターを弾き、鍵盤を叩くマルチプレーヤーで、サウンド面において欠かせない存在である。
バンド結成から約1年。
ただただ純粋にロックンロールを愛し、奏でる彼女達が、ローリングサンダーデビューする。

音楽愛好家 談

アーティスト情報

  • THE LADY SHELTERS

    2019年8月結成。 彼女達の音楽性、ファッション性、全てにおいて 「心の底からロックンロールが好きなんだ」という愛を感じずにはいられない。 美月の甘辛系のヴォーカルに 吉田アカリ、KentoのオーセンティックなR&Rビートで JICOOが描く"古き良き"と"彼の新解釈"が上手に料理された世界を表現する。 洋楽ロックファンはもちろん、近年のロックバンドを聴いている人にも 新鮮に感じる要素が盛りだくさんなのではないだろうか。 YOUTUBEチャンネル、"THE LADY SHELTERS" では チャック・ベリーやザ・ローリング・ストーンズを はじめとした洋楽をカバー動画を公開している。 2021年は新作のリリースやフェスへの参加が期待されている。 結成から1年程度だが、今後の活動からは目を離せない。

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