気持ちの良い風に吹かれて
目をつぶったりしたい
夕日の熱に背を押されて
飛び込んだりしたい
今更 気づきだした 痛みに寄り添う
逆らわずに前へ 急ぎ足で行けば
繋がりの温かい手触り 感じたくなる
足音はそれぞれ バラバラに聞こえる
古くさい レコードをかけるよ
ねぇ 僕らを結んでよ
深く深く潜り続けて
にらみつけていたら
みんないなくなってしまうよ
そんな予感がしてる
君を乗せた電車は
何時になれば 見えるの?
僕ら、忙しなくて すぐに忘れるから
図らずとも 突き刺すような言葉に
まだ慣れている
東京 生きていく
君に語りかける
重なり合う いびつな優しさを
ギュッと 強く握りしめている
- 作詞
Kai Nemoto
- 作曲
Kai Nemoto, toronto
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時代
toronto
日本の若きロックバンド、torontoが、今年3枚目の配信シングル『時代』をリリース。3ヶ月連続リリースの集大成。
ダブやファンク、シューゲイズの要素も取り入れながら、スリーピースのロックサウンドに昇華させた、torontoの新境地とも言える快作。
歌詞のテーマは、コロナ禍・SNS時代を生きている若者が抱える、希薄な繋がりに対する寂しさに寄り添うこと。生活の中に溶け込む、どうにもならないことに直面している人々に捧げる、静かなロックンロール。
アーティスト情報
toronto
「toronto」は東京のスリーピースバンド。Vo.Gt.根本快、Dr.福井鐘太。現在、サポートベースとして、「インナージャーニー」からとものしんを迎えている。 最小限のバンドサウンドから、フックの効いたメロディーを武器に、静かな熱量を帯びたロックを鳴らす。ギターボーカルの根本が書く歌詞には、一貫して優しいメッセージが刻まれているものの、その隙間には、今ここにある現実やどうにもならないことを受け入れる虚しさや悲しみも感じさせる。希望と絶望が同居しているようなメッセージが、torontoの音楽には存在している。 国内外のロックに加えて、ソウルやダブ、インディーなど、さまざまな音楽からの影響を受けているが、torontoの原点にあるのは、忌野清志郎やブルーハーツ。彼らが、数十年後の現在にも通用するロックを鳴らしていたように、torontoも普遍的に通用するロックバンドを目指している。 経歴概略 2019年4月結成。RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 19/20優勝。 2020年6月、バンド初の全国流通盤、2nd E.P.『新感覚』をリリース。 2023年2月、ファーストフルアルバム『こころとあたまをつなぐを、FRIENDSHIP.より配信リリース。 自主企画「Rock'n'Roll Revival」を定期的に開催している。今年4月の企画で7回目。
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toronto