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歌詞

月に恋う歌

瀧澤 奨

本当は月を見たって何も感じない

円形、弓張、若しくはその間の何か光るだけ

故に月を愛でる心を僕は存じない

只、君が月に恋う歌を僕は好きだった

聖人君子を演じるそんな自分にお別れを

書き転がした言の葉が

この胸の内なぞらえる

果てどなく愛されて然るべく幸せに

母として微笑う君をいつまでも僕は祈るだろう

一粒種のあの子と君を

「夢を語り部に託すなんて幼稚なんじゃない?」

あの日の言葉、本性を呼び覚まし僕は書き綴る

苦酸っぱい情緒不安定を象徴してんじゃない?

共に歩む日々の雨、それは恵みだったのか?

相思相愛、食らいつく幻想と知る面持ちで

修繕可能かどうかを担う未来、佇まれる

らしさ、皆受け入れて落ちの果て迄汲む君に

また想い馳せるだろう

だからこそ僕は…

果てどなく愛されて然るべく幸せに

母として微笑う君をいつまでも僕は祈るだろう

一粒種のあの子と君を

本当は月を見たって何も感じない

円形、弓張、若しくはその間の何か光るだけ

故に月を愛でる心を僕は存じない

只、君が月に恋う歌を僕は好きだった

  • 作詞者

    瀧澤 奨

  • 作曲者

    瀧澤 奨

  • プロデューサー

    田中 裕史

  • ギター

    瀧澤 奨

  • ボーカル

    瀧澤 奨

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今作は自身初のアルバム。
如何ともしがたいブルースを抱えながら送る日常で、湧き上がる様々な想いを吐き綴った全8曲。
独特な感性で紡ぎ出す、シンプルでありながら力強い歌の世界。
ある種の強烈なリアリティーの群像の中に、何かひとつ共感を見出すことができるかも知れない。

アーティスト情報

  • 瀧澤 奨

    秋田県大館市在住のシンガーソングライター。 大学時代バンド活動に明け暮れて留年に至った結果、実家からバンド禁止令を受け、これをきっかけにアコースティックギターの弾き語りに目覚める。 現在は地元大館市を中心に、アコースティックとエレクトリックの二刀流弾き語りスタイルでの活動を続けている。 実家の開湯1200年の名湯を誇る温泉ホテルを家族と共に切り盛りしながら、沸々と湧き上がる自身の想いを個性的な感性で歌に書き綴り、独特なリアリティーを紡ぎ出している。

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