quarter endingのジャケット写真

歌詞

quarter ending

shasta daizzy

小さかった頃の情熱がまだ気高く残ってる

かわいかった記憶が成長を止めて待ってる

母のチャリの後ろに乗って一緒にチューリップを唄いまくってた

子供のいないゲトーで生活

チラシ裏がキャンパス

桜クレパスで主人公を描く

セリフもつけて1人演じた

ずっと秘密贅沢

思春期から才能を閉ざし人を演じる

毎日必死にボール追いかけたけど

夢の追いかけ方は分からない

なりたいものなんてずっとないから

ぎりぎり俺の点が繋がる線があればテニスコート

目元が垂れてる俺はあれから何番目の子が好きだったろうか

また優しい人が目の前を通るたび 初恋の残りカスを拾い集めた

愛、夢、憧れ、幸せ

どれからはじめた?

どれからはじめよう

人気ない街灯俺は歌手を気取る

アルコールと同世代でつくる街中のコーラス

楽譜を捨ててつくる雑なアカペラさえも音楽

人の声と俺の声でゴージャス オーガズム

あまた国や街をジャーニー

パタヤ牡蠣売り ローマ盗人

マカオ娼婦 tokyo手品使い

人はたくさん 俺は何者になるのか

いるのか 曲をディグリ目を伏せてた

社会のドレミを覚えたとこでdazzy未だリーマン

会議中踊る胸を抑えて歌詞を書いてた

走り去る月日も歌が止めてくれてた

会社は心の貧乏がたくさんいた

あの頃よりも感性を研ぎ澄ませながら

いつまでが若者かなんて思う

25年後俺や好きな人達は生きてますか

ここはquarter ending

沈まぬ船が通る

愛、夢、憧れ、幸せ

どれからはじめた?

どれからはじめよう

  • 作詞

    shasta daizzy

  • 作曲

    shasta daizzy

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人生の4分の1が過ぎ去っていった
塗り立てのペンキの香りのよう
綺麗だけどぎこちない、魅力的な歳になった
大人だから買った宝石箱
中身は空、最初の一個がこの世界に無い
思春期のように青いが、赤暗い
よれよれに縮んだ喜びや
年月の波に沈みかける足の裏
顔にしわもできた、気づき叫びだした
夢や憧れ、愛や幸せ
どれからはじめよう?

shasta daizzy初のEPが誕生。「人生の4分の1の終わり」をテーマに過去や未来、愛、夢、憧れ、幸せについて書き下ろした。

アーティスト情報

  • shasta daizzy

    ■プロフィール: 1994 年生まれ、埼玉出身。 高校3年になり同じクラスのラッパーn.bacchoのフリースタイル用のボイパ担当に任命される。 子供のころからハモネプに憧れていたため大学に進学するとすぐにアカペラサークルに入会届けを出すがなぜだか落ちる。2年生の春にリベンジするため再度入会届けを出しギリギリ入会に成功。 そこで「N味beans」という耳が腐るほど下手くそなアカペラバンドを結成しボーカルを担当。2017年に大学を卒業し大手企業に就職。社会人二年目のタイミングでフリースタイルラップをしている自分の姿を友達に撮られて半ギレするが、その動画で味のあるラップをしている自分の姿を冷静に見て衝撃が走る。すぐにアイフォンのガレージバンドを活用して曲を作り出す。26歳になるまでに書いた曲を集めた1st EP「quarter ending」をリリース。人生の4分の1のエンディングを終える。 そこから3年の月日が経過した30歳のタイミングで1st album「cat in the crowd」をリリース。なんのとりえもなく平凡で面白みのない全ての一般庶民をレペゼンし、その全てを武器にすべく日々rapしている。

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