Lyric

すっかりとけた雪があたしに教える

この恋が終わったと

突き放すでもなく

寄り添うでもなく

跡形もなく

人を好きになるのは素晴らしいけど

苦さはどうやって飲み下せばいいの

“選ばれなかった”

現実があたしを

徐々にさいなんでく

愛するのはやっぱ

向いてなかったかな

4回目のデート

日の目見ずペディキュア

嘘の中に少しほんとを混ぜて

うまく付き合えたなら

深緑のジルコニア

イヤーカフは初めてだ

付け心地　抜群だ

新しい靴　履き替え

久々　おでかけ

お気にのカフェへ

人とつながるのは素敵なんだけど

インスタ映えとか正直わからない

恋愛観や人生観を語り合おう

目を見て深く

大事にするってどうすることを言うのかな

ミルクティーをお供に

とりとめのない話

聞きあいっこをするの

そういうこと　たぶん　たぶん

愛したいもっともっと

自然を愛でるように

あたたかいまなざし

手を伝うぬくもり

こりかたまった肩

ほぐすように

居場所になれたなら

力になれたなら

すっかりとけた雪があたしに教える

芽吹くなら今だと