

君とならどこまでも行けると言った
あの頃は信じて疑わなかった
君といることで自信に溢れ
この世に遮るものはなく
君に嫌われ捨てられることを
そんなことはないと疑わず
驕り高ぶることだけは
誰よりも負けていなかった
君と一緒にいる時
これがいつまでも続いて
いつか苦しいことがあっても
険しい所を乗り越える中でのことだと
人生に吹く風を過ぎれば
虹が待っていると信じていた
どんな顔をして君のことを想っていたんだろう
君とどこかがすれ違っていると感じても
どこまで離れていくのかは分からなかった
順風だと思っていた時は遠い昔
今は自分の言葉が
どれだけ軽かったのかを思い知り
迷いが生まれる
未来という言葉を使っていいのか
幸せだと思った分だけ
その軽い言葉は宙を舞う
君とならどこまでも行ける
自然に出たあの言葉
どこからが本当で
どこからが嘘だったのかを
自分が何者なのかを
手遅れと知りつつ振り返り
君と過ごした日々を思い出し
後悔という言葉を飲む
それから二人の時は未熟な涼風から
竜巻を交えた時化になり
やがて凪に至る
その時自分は
どこにも行けない人間だと思い知り
吹き荒れた残骸の中で
孤独を噛みしめる
どこまでも行ける切符は
乗るべき時を間違えたまま
使うことなく引き出しにしまった
期限がないことを知らずに
- 作詞者
Vagienti
- 作曲者
Vagienti
- プロデューサー
Vagienti
- リミキサー
Vagienti
- ボーカル
Vagienti
- ソングライター
Vagienti

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後悔 (Anime Like Version)
Vagienti
信じていた日々。すれ違い、そして静かな悟り。
「どこまでも行ける」と口にしたあの言葉の重みを、
雨上がりの風と共に思い出す。
ひとつの恋の終わりが、ひとつの人生を照らす。
後悔は痛みではなく、静かに寄り添う祈り。
失われた時の中で見つめ直す、“行けなかった未来”の物語。
アーティスト情報
Vagienti
Vagientiは、言葉で心を打つ作詞家であり、AI技術を活かした革新的な作曲家でもある。 一つひとつの歌詞に、リアルな感情と静かな情熱を込め、聴く人の内側に深く響く世界を描き出す。 AI作曲という新たなスタイルを取り入れながら、“人間らしさ”を失わない音楽表現を追求している。 時代に流されることなく、自分の言葉とメロディで、静かに、しかし確実に心に残る作品を紡ぎ続けている。
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