歩きかたのジャケット写真

歌詞

ivory

ゆむ

ショーウィンドウ 反射する姿は

案外 様になってるわ

いつもより背伸びした私

一歩目は慎重に

駅ビルを吹き抜ける風すら味方につけて堂々と

幸せの色はアイボリー

少し気取ってみるの

ああ 懐かしいわ

ふたりで歩いた並木道は

煌めく電飾と木枯らし

ふたり合わない歩幅

あたしね、大人になれたの

お酒もそれなりに飲めるの

あなたに追いつくための歩き方も慣れたものよ

時々ね 恋しくなるのは

もう着なくなったワンピース

今じゃ色褪せてアイボリー

これはこれでアリかな

ああ 懐かしいわ

恋人たちで溢れていたあの夜

勇気を出して背伸びしても届かなくて

あたしね、今ならわかるの

ごめんね、今更 遅いけど

キスより大切な一言すらも言えずにいたの

あなたの夢はもう見ないの

別れの言葉も忘れたの

なのにね、こうして思い出そうとするの

ばかみたいね

あたしね、大人になれたの

だからね、迎はいらないわ

あなたに追いつくための歩き方は忘れないわ

  • 作詞者

    ゆむ

  • 作曲者

    ゆむ

  • プロデューサー

    ゆむ

  • レコーディングエンジニア

    ゆむ

  • ミキシングエンジニア

    ゆむ

  • マスタリングエンジニア

    ゆむ

  • ボーカル

    ゆむ

  • バックグラウンドボーカル

    ゆむ

  • ソングライター

    ゆむ

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アーティスト情報

  • ゆむ

    ―時は2002年3月2日、大阪にひとつの命が生まれた。 芸術家の父と音楽家の母の間に生まれたわけではない彼の産声は、もちろん美しい歌声を奏でたわけでもなかった。 なんてことない人生を歩む中で運動も勉強もイマイチだった彼は、何か一つでも輝けるものを求めて音楽の道に足を向けた。 動機こそありがちなものであったが、経験を重ねるごとに増す音楽の楽しさと奥深さを知った彼は、いつしかシンガーソングライターを志すのであった― 才能も根性も人並みでこれといった取り柄もない彼の音楽は、芸術の押しつけも流行の逆張りもしないポップでマイルドな世界観。 だけれどそこにはちゃんと意味があって、凡人なりの意思があって。 なんてことない味だけど気づけば思い出の味になる、お母さんの味噌汁のような『ゆむ』の音楽をお届けします。

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