モラトリアムのジャケット写真

歌詞

日常

YAJIRO

眠い目擦るベッドの上

怠惰が床の上に散らばってる

気怠さと虚しさが噎せ返るこの部屋の中

得体の知れないモノに近付こうとしてる

目を閉じればそう確かに見えたが

しかし先延ばしてる自分に甘んじた結果

都合の良い話を掻き集めて堪えて

開いた目の先捉えるのはいつも空っぽ

最初に感じたような胸騒ぎも

月日を追うごとに風化し

焦燥感にいつしか変化し

もう日が落ちる頃にはきっと忘れてる

停滞していく頭の中

形骸化するだけの夢のかけら

捨てることも出来ずに溜め込んでは

埋もれて窒息するかのように眠りに就く

日常

ただ過ぎてく一秒

全てが無益になりそうになる前にここから抜け出すことが出来たなら

素敵な朝はまだ

窓の向こうから子供の笑い声

それがやけに脳裏にこびりつくのは

生まれながらにして誰もが持つ従順性

この世が嘘だって気づくまでの伏線に繋がってた

思えば十代半ばの初期衝動が呪いの様に俺を縛り付けてるのかもしれない

でもこの呪縛を解くのも自分次第、とか意地張ることすらもう面倒臭い

だから定点観測するだけ俺は今日も

仰々しくなるだけ生産性のない机上

見慣れた惰性でまた今日も果てよう

ビットの海を漂う土曜から日曜

日常

  • 作詞

    YAJIRO

  • 作曲

    YAJIRO

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