Lyric

朝露きらめく森を歩く

知らぬ風が頬をなでる

地図にない道を進みながら

今夜の食材を探してる

揺れる火の粉に鍋をかけて

小さな香草　そっと入れたら

野営の夜が色づいていく

誰かの笑顔が浮かんでく

焚き火を囲んで温まる時間

旅の疲れがとけていくようで

遠く離れた景色の中でも

このひと皿が心の灯になる

風が強い荒野の夕暮れ

背中を押すのは空腹の音

どんな素材も工夫次第で

温もりに変わる魔法になる

香ばしい香りに誘われて

笑みがこぼれる瞬間が好きだ

見知らぬ地でも分け合えば

不思議と心が近づいてく

焚き火を囲んで語り合う時間

名前も知らない仲間と笑う

剣を置いた静かなひととき

このひと皿が明日を照らす

風に溶けるやさしい味が

帰る場所を思い出させる

知らなかった景色の中で

一つの温もりを抱きしめた

焚き火を囲んで温まる時間

旅の疲れがとけていくようで

遠く離れた景色の中でも

このひと皿が心の灯になる