Liberal Artsのジャケット写真

歌詞

Liberal Arts

Utatane

無関心ばかりが漂っている

そうだろ

不条理ばかりが蔓延っている

そうだろ

嘲りばかりが聞こえてくる

そうだろ

悲しみばかりが溢れてくる

そう

一体僕は何がしたいんだ?

誰かの痛みは自分を助けない

見ろよ

街でhate撒き散らすやつら

くそださいだろ

金曜の夜 木屋町で泣いた

キャッチ、酔いどれ 人波を裂いた

繁華街に埋もれそうな

孤独でさえもこの口1つで癒す

鼻で笑うより腹で笑う

大切なことは肌で学ぶ

このクソな世界に潰されないよう

もう一度人を信じてみよう

きっと底に光は来ない

出来るなら少し外へ出ないか

絶望の中自由を求めて

誰かを殴る自由はないと知る

どこにも死場は作らせない

この世に行き(生き)場を探してる

93年誕生 ゆとりど真ん中

破局なぞるように齢重ね

世は未だ闇の中

僕は弱いまま

でもhiphopだし沈黙は死

酒に溺れてもきっと虚しい

生産性 効率性

重要じゃないさ 放り捨てる

投売りされたジャンクレコードが

最高のビートに化ける瞬間

その尊さを決して放さない

数字に置き換えられた身体を

声で取り戻す

競争より創造 強制より共鳴

冷笑がブームならこの熱さで変える

僕はまだ生きたいと願いたい

見ろよ

ライター 鮮やかに街を染める

スケーター 華麗に道を駆ける

TM 寡黙にパッド叩く

DJ 艶やかにフロア揺らす

ダンサー 誰より自在に舞う

ラッパー直向きVerseを蹴る頃

誰かがまた救われる

誰かがまた救われる

  • 作詞

    Utatane

  • 作曲

    summawhere

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1993年生まれ、滋賀県在住のラッパーUtataneの2nd EP。今作ではsummawhereが『Liberal Arts』、jaffが『Playing』にそれぞれトラックメイカーとして参加。Utatane自身も3曲のトラックメイクを手掛け、UK DrillやJersey Clubの影響が窺える音像となっている。陰影豊かな全5曲を通して、新自由主義と全体主義に覆われ始めた日本社会で痛みと憤りを抱えながらも希望を見出そうとする生活者の葛藤が巧みに表現されている。

【収録曲】
01. My Answer
02. 浮暗
03. Liberal Arts
04. Playing
05. WAKERU

All Lyrics by Utatane
Track by Utatane (01, 02, 05)
    summawhere (03)
    jaff (04)
All Mixed by 金井 泰龍 (StudioSHIKARI)

アーティスト情報

  • Utatane

    1993年生まれ、滋賀県在住のラッパー。 2009年より関西地方を中心にライブ活動を行う。 ストーリーテリングを駆使した実直なラップが好評を博す。2014年、Utatane/Nayuta名義で1stアルバム『グリーン』をリリース。 2018年、DJ Ikipediaの1stアルバム『Street Tellers』にUtatane/Nayuta名義で客演参加。 2023年2月、Utataneとしての1stシングル『漂泊』をリリース。 同年3月、ミニアルバム『Lush Life』をリリース。同年4月、2ndシングル『Amaretto』をリリース。

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