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[ソプラノとクラシックギターが奏でる天上の音楽]
大聖堂にいるかのような豊かな響きに包まれて至福のひとときを。クラシックの名曲をギター伴奏にアレンジしました。名器ホセ・ルイス・ロマニリョスの慈愛に満ちた音色。その調べに載せて歌う優しい歌をお楽しみください。
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基音が440Hzとすると、その倍音は880Hz、1320Hz……と整数倍。
基音周波数の二倍の音を二次倍音、三倍なら三次倍音といいます。
楽器なり声なりの基音は単純ではないので、その倍音もまた複雑。これが “音色” の特徴となります。
大谷さんのギターは、倍音に向かって基音が引き寄せられていくような、不思議な音色を持っています。
本来、倍音は基音があってのものなので、倍音が先行することなどあり得ないのですが、まるで主従関係が逆転したかのような音色なのです。
物理的に考えると単に倍音が豊かということなのかも知れませんが……
ソプラノの大城さんが安心して気持ちよく歌える秘密は、基音が主張し過ぎない、肥沃な大地を思わせる大谷ギターの滋味豊かな音色にあるような気がします。
録音家 西沢拓朗
ソプラノ。東京都出身。武蔵野音楽大学声楽科卒業。プロ合唱団入団後フリー。各地でのコンサートのほか、テレビ・ラジオ・映画音楽・教材用CDの録音などに多数参画。2000年に結成したギタリスト大谷環氏とのデュオ”みほ&大谷環”としての演奏活動を軸として、アンサンブルを中心に演奏活動を展開。ウード、リュート、ギター、琵琶との共演、“月の沙漠コンサート”を主宰。田端楽友協会理事。
ギタリスト。作曲家菅原明朗に学び、その後スペインに7年留学。ホセ・ルイス・ロドリゴに師事するかたわら、イタリアではオスカル・ギリアの指南をあおいだ。グラナダにてアンドレス・セゴビアの講習会に参加し、直接レッスンを受ける。東京に於いて30回のソロ・リサイタル。ソロ演奏を中心にアンサンブルの活動も幅広く行っている。楽譜販売(オリジナルアレンジ);https://store.piascore.com/publishers/4253
Parmigiano records