白詰草のジャケット写真

歌詞

5月9日

稲垣 藍佳

告白には花束 緊張には拍車

5月のぬるい風の中

花屋の軒先で 埋もれてた一輪

手に取り 空を見上げる

「神様どうか」合わせた手すら

力なく解けていく

冷や汗で黒く咲いた花に

何度も 語りかける

五月雨に溶け出す 僕の心むなしく

きっと明日には塵と消える

どんな顔、言葉が 心握り潰すだろう

きっと想像より 痛いだろうな

満開とうに過ぎた 重たい花びらを

見つめてただ 時が過ぎる

一歩踏みだす勇気を 自分に自信を

そんなものがあったらとうに悩んでないよな

ここ一番を避け続けてきた

僕にあとできることは

情けなく縋りつくように

ただ想いを垂れ流すこと

さざめいた夜風が 僕のこと笑ってるんだ

きっと明日には楽になるさ

どんな場面、状況が 僕の醜態晒すだろう

きっと想定より 酷いだろうな

重なり合った両の手を

解いて花を渡そう

花弁が雨でほとんど落ちた 黒い花を

逆さまに歪んだ 君が立ち尽くしたまま

そっととどめの言葉を告げる

どんな顔、言葉で?

水面が揺らしてぼかす

きっと想像より痛くて 想定より辛いだろう

こんな妄想しても しょうがないんだよな

  • 作詞者

    稲垣 藍佳

  • 作曲者

    稲垣 藍佳

  • ミキシングエンジニア

    小山勇生

  • ボーカル

    稲垣 藍佳

  • プログラミング

    小山勇生

白詰草のジャケット写真

稲垣 藍佳 の“5月9日”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

シンガーソングライター、稲垣藍佳の記念すべきファーストリリースEPが登場!
ライブ定番曲の「白詰草」をはじめ、幻想的な「fantasy」、繊細な告白ソング「5月9日」、学生生活の苦悩を歌った「tell me teacher」の全4曲を収録。
作詞、作曲、絵描き、声優と多才な彼女が織りなす、物語性豊かな歌詞と心揺さぶるメロディーを凝縮。稲垣藍佳の魅力が詰まったこの一枚で、彼女の唯一無二の世界をぜひ体験してください!

アーティスト情報

  • 稲垣 藍佳

    シンガーソングライター、稲垣藍佳は、その多才な才能で聴く人を魅了するアーティストです。作詞・作曲はもちろんのこと、絵描きや声優としても幅広く活動し、彼女にしか生み出せない独特の世界観を表現しています。 彼女が生み出す楽曲の魅力は、なんと言ってもその歌詞にあります。ファンタジーからシリアスなテーマまで、フィクションの世界を舞台にした物語が紡がれ、聴く人の想像力を掻き立てます。一度聴いたら忘れられない、心を揺さぶる言葉の数々は、彼女の紡ぎ出すメロディーと相まって、唯一無二の体験を与えてくれます。 また、稲垣藍佳のもう一つの顔が、コミカルでポップな独特の絵です。まるで絵本から飛び出してきたかのような温かみのある絵は、彼女の音楽の世界をさらに豊かに彩ります。実際にアルバムのジャケットも自身で手がけるなど、その表現は音楽の枠を超えて広がっています。 神奈川県溝の口を中心に、首都圏近郊で精力的に活動している稲垣藍佳。彼女のライブパフォーマンスは、音楽とアート、そして物語が一体となった、まさに“体験”と呼べるものです。ぜひ一度、彼女の創り出す魅惑的な世界に触れてみてください。

    アーティストページへ


    稲垣 藍佳の他のリリース

Bamboo Tones

"