

町角をすり抜ける影
止まった信号の赤がにじむ
君の名前を呼ぶたびに
胸の奥で季節がずれる
触れられなかった言葉たちが
風に舞い 夜をさまよう
誰も知らない痛みを抱いて
帰れない夢を見ていた
夜風に残した想いが
まだ僕を導いていく
届かぬ空に描いた願い
消せないままのメロディー
忘れ方さえ知らずに
君の声を追いかけた
沈む星が光るたび
あの日の笑顔が浮かぶ
路地裏のポスターの隙間
色あせた約束が眠る
途切れた呼吸のあいだに
かすかな君の影を探す
閉じ込めた記憶の奥で
まだ灯る あの瞬間
やさしささえ傷に変えて
僕は明日を信じた
夜風に残した想いが
まだ僕を包み込む
交わした視線 にじむ月に
泣きたいほどのsilence
過去と未来のはざまで
君の名だけが響いてる
途切れた夢のつづきに
君の影を探している
時の隙間をすり抜けて
言葉がこぼれ落ちる
もしも願いがかなうなら
一度だけ 微笑んで
夜風に残した想いが
この胸を染めてゆく
見えないままのdistance
それでも君を感じてる
夜風に残した想いよ
永遠を照らしてくれ
凍えた心を抱きしめ
もう一度 君に会いたい
夜風が頬をなでるたび
君がそっと笑う気がした
- 作詞者
アクルナ
- 作曲者
アクルナ
- プロデューサー
アクルナ
- ボーカル
アクルナ

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夜風に残した想い
アクルナ
街角をすり抜ける影、滲む信号の赤。
過ぎ去った季節と、まだ胸に灯る想い。
「夜風に残した想い」は、過去と未来の狭間で揺れる心を描いた切ないバラード。
聴く人それぞれの“戻れない夜”を映し出し、記憶の中でそっと息づくメロディーが、
もう一度“あの日”へと導いてくれる。
静かな夜に流す涙のように、優しく、それでいて深く響く一曲。
アーティスト情報
アクルナ
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