何者のジャケット写真

歌詞

透明

the Includes

誰に許されたくて 尻尾丸めているんだろうね

可哀想な僕は塞ぎ込んで 玄関の前で立っている

誰に認められたくて 頭隠して怯えてんだろうね

可哀想な僕を慰めないで もっと惨めになるから

空っぽで何もないヤツだと

決めつけられることが怖くて

白文字5000枚で詰めた

誰にもまだ言えてないこと

確かどっかにおいていった 僕を保つための自信ってヤツは

彼や彼女またそれ以外と かかわりあうには重くて持てやしなかった

全て自分のための 情けや自己犠牲なんてもんに

意味を見出せなくて

立ち止まっている今日 僕は透明

空っぽの中に愛を詰めて

「それが何?」って言われた時

飾って褒められないその絵を

誰もが憧れないとして

崩れかかった心の奥

弱くてもまだ脈を打つ

白文字にゴシック体で埋めた

いずれ君に伝えたいこと

水に筆をつけては

空想のアイデアをなぞる

遠くで鳴る雷 実在しないおとぎ話

何でもある日常から ただ1つを選び取る

宇宙を見る前の話 僕の物語

  • 作詞

    福岡創太

  • 作曲

    福岡創太

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歌を歌って毎日を生きる人たちのための、
声に出して歌う曲を制作しています。


・アルバム全体のテーマは「自分の存在価値、虚勢を張って、それでも生きていくこと」だと感じます。
アルバム中では、5曲目から徐々に自分だけでなく自分以外の部分にも生きる意味を見出していく構成になっています。

・the Includesは年度ごとに10曲の曲を制作・ライブ演奏しており、こちらは2021年度制作分が入ったアルバムです。時系列では10番目の制作アルバムになっています。今後、前後のものもリリース予定です。

・2020~2022年間での楽曲は、コロナによって壊された日常の背景を強く感じます。2020年5月ロックダウンなどがあったのち、少しずつ音楽業界も立ち直っていく中、各地の野外ライブなどに顔を出すこともあったthe Includesが今までの形でみんなと早く会いたいという気持ちを込めて作曲しました。

・余談ですが、6曲目は実際に自分の結婚式で歌った曲、7曲目はこの頃に流行していたアニメのイメージソング、10曲目は岐阜県の友達の話をもとに情景を歌ったものです。

アーティスト情報

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