MIZUSHOBAI Front Cover

Lyric

day-to-day

ze

その夜が明ける前の6分間を

私は大事にした

知らない空の下に並ぶ屋上階から

眺めても飛べず居る

等しく在れたら、とか ちゃちな願いが

心から滲みて落ちた

迷った脳に冷や水を。独りの嗚咽を。

こぼしては居なくなる

線上に沿って 連なって

関わり合って 比べて

纏わり付いて そうやって、

今だけは。此処を鳴いていたい

その朝が解けるまでの国道沿いを

私は歩いていた

何処かも知らぬ外の流れていく色に

ただただ任せていた

食い繫いだ九月が

長引いてた痛みが

濃くなっているだけだろう

現状に酔って 彷徨って

重なり合って 間違って

形状にだって 抗って

今だけは。此処を生きて居たい

個個を生きていきたい

螺旋状に浮かぶ空の6秒間は

その日を暮らしていた

  • Lyricist

    ze

  • Composer

    ze

MIZUSHOBAI Front Cover

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ze

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