歌詞

夜が明けるまで

空に瞬く星の

かたちゆらめき影がのびてゆく

少しさびしげに

砂を含んで風が

ざわりざわめき静かにつぶやく

月は知らぬふり

星は言葉をゆっくりとつむぐ

あとすこしで潮が満ちる

行かないでいて、少しそばにいて

日が昇るのを待ち続けて

通りに響く足音

コツリコツリとテンポを速めてく

影を置き去りに

不意にせまる雨音

ポツリポツリと二人を濡らしゆく

肩は重ねずに

星の小径をゆっくりとめぐる

何をしてても息が詰まる

行かないでいて、少しそばにいて

夜の終わりを待ち続けて

時を越えて星が降りそそぐ

夜の終わりに声が響く

行かないでいて、少しそばにいて

日が昇るのを待ち続けて

Ken Takai の“夜が明けるまで”を

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