混沌のジャケット写真

歌詞

forte pt.3

HAIIRO DE ROSSI

昔大嫌いで目を背け続けた物がある

俺は今それを渇望している

それは圧倒的敗北感

それに向き合う事でのみ俺の作品は向上する

少し今の話をしよう

ヒップホップはインフレ

日本は30年過去最低を更新し続けるデフレ

俺たちはRapper

だからなんだ

儲かってるRapperの盤買うのは一般人

そっち側に立たなくてどうする?

誰の為の音楽?何の為の音楽?

時計見せびらかしてる場合じゃない

これは形じゃない

目に見えないんだもっと根深い

考えて育てろよCulture

例えば自殺を考えた夜に

君を止めてくれたアルバムを今も覚えているかい?

俺たちは惨めな思いで

苦しむ為に生まれてきたそんなわけはないだろう

なあそうだろう?

あのアルバムの13曲目ハッキリ覚えてる

あの時の自分から今の自分に届いてる

まるで手紙みたいに

字が滲むぐらい泣いた夜も今じゃ大事なMemory

平凡で良いささやかで良い

なんとなくでいい

幸せが良い

分かってくれる人ならいる

楽しくやれる 今なら言える

手に入れていたい生きてる実感

やりたいことをやる毎時間

振り返ればそこにMemory Lane

振り返ればそこにMemory Lane

自分を見限らない歌を作れ

失敗も後悔も糧にして進め

足取り確か明日に託す希望

心に刻む楽譜記号

弱さを知って強くなるAll Day

心の楽譜記号にはforte

弱さを知って強くなるAll Day

心の楽譜記号にはforte

伝えたい事を優先するぜ

勝ちに拘るのも負けられないのも

君が君である事の証明

でもちょっと焦点をずらしてみよう

君が少年の時の情熱

それは勝ち負け

そこにそこまで囚われていたかい?

本当は「好き」

それだけだったんじゃないだろうか?

俺はね

音楽を始めた時に当時の俺みたいな奴を

救う曲を作りたかった

今も作ってるあの時の自分に向けて

それがたまに聴いた人の境遇に重なる

度重なるそういう偶然を経て

「ああ俺だけじゃなかったんだな」

って今ならば思うよ

こんなに見える景色が変わるなら

諦めずに良かったっていつか分かるから

大丈夫見守るよ親友の様に

届けるこれを聴いたこの先の君に

平凡で良いささやかで良い

なんとなくでいい

幸せが良い

分かってくれる人ならいる

楽しくやれる 今なら言える

手に入れていたい生きてる実感

やりたいことをやる毎時間

振り返ればそこにMemory Lane

振り返ればそこにMemory Lane

自分を見限らない歌を作れ

失敗も後悔も糧にして進め

足取り確か明日に託す希望

心に刻む楽譜記号

弱さを知って強くなるAll Day

心の楽譜記号にはforte

弱さを知って強くなるAll Day

心の楽譜記号にはforte

  • 作詞者

    HAIIRO DE ROSSI

  • 作曲者

    Pigeondust

  • プロデューサー

    Pigeondust

  • ミキシングエンジニア

    Manakurv

  • マスタリングエンジニア

    Manakurv

  • ラップ

    HAIIRO DE ROSSI

混沌のジャケット写真

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圧倒的なリリシズムで唯一無二の存在となった稀代のラッパーHAIIRO DE ROSSIが自身3枚目となるベストアルバムを発表。
2022年に発表された9作目「Revelation」から、
最高傑作と呼ばれた10作目「hallelujah」、そして昨年発表の11作目「Alternative」と同作のExpanded Editionの中から22曲をコンパイル。
名付けられたタイトルは「混沌」。正にこの時代を象徴とする様なタイトルだが、内容も数年の間に世相は勿論HAIIRO本人の心情や状況の変化を色濃く反映しており、確かに「この時代」を表している一枚となっている。

アーティスト情報

  • HAIIRO DE ROSSI

    1986年神奈川県産まれ。 2008年にアルバム「True BIues」でデビュー。 数枚のシングル、EP、アナログの発売を経て2nd.アルバム「SAME SAME BUT DIFFERENT」の発売を機に独立。 インディペンデントレーベル「forte」を立ち上げる。 そのレーベル名を冠した3rd.アルバム「forte」がスマッシュヒット。 サイバーエージェント社長の藤田晋も自身の著書に歌詞を引用するなど、音楽業界に留まらず大きな影響を与えた。また、社会問題に切り込んだリリックや姿勢にも注目が集まり、Ele-Kingをはじめとしたメディアで特集が組まれるなど、リリックのみでなく行動込みでコンシャスMCとして語られるようになる。その後一時の活動休止などを経たが、復帰後もコンスタントに作品を発表。特に7th.アルバムにして初のセルフタイトルアルバム「HAIIRO DE ROSSI」以降、盟友でもありプロデューサー兼DJのPigeondustや、数多くの腕利きのアーティストのサポートもあり、HAIIRO DE ROSSI自身のバックグラウンドであるJazz、そしてコンシャスラップと呼ばれるそのラップに磨きをかけ、Jazz Hip Hopと Conscious Rapの代表的な存在となっている。

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forte

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