

波の音さえ
遠くなったあと
夜だけ少し
残っていた
風は止まって
いるはずなのに
カーテンだけが
揺れていた
窓を開けたまま
忘れていたみたいに
静かな空気が
部屋へ流れていた
何もないはずの
音を聞いていた
波残だけ
残ってた
言葉になる前の
夜だけ
残ってた
街の灯りも
少し減っていて
空だけ深く
なっていった
時計の音が
遠く聞こえるほど
部屋は静かに
なっていた
思い出すことと
考えることの違いを
なんとなく
眺めていた
消えたあとほど
長く続いていた
波残だけ
残ってた
感情より先に
余白が
残ってた
海は見えないのに
夜だけ広かった
波残だけ
残ってた
朝が来るまで
ずっと
残ってた
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

YOHAKU の“波残”を
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