声と手のジャケット写真

歌詞

世界樹の上で

ふじたゆかり

空高く 人が歩く いつからか羽が生えた

雲に触れ 雨を見下ろし 白い服を着た君と逢った

色褪せた世界はなく 透明な澄んだ世界

人々は平和に生き その笑顔の知らない茶色い海

二千年前の話 人以外の動物がいた

水を掻き 風を受けて 走るその姿は美しい

人々がそこに目を付けた 皮を剥ぎ服を作った

街へ出て売りさばくと たいそう高い値が付くらしい

空高く人が歩く いつからか羽が生えた

雲に触れ 雨を見下ろし 白い服を着た君と逢った

屋根の上 家を建てた その上にまた家を建てた

太陽に手を伸ばした まばゆい光に目が眩んだ

星が欲しい少女は言う 指輪を売り人を殺めた

何を手にし何を捨てた 喜ぶ少女が美しいか

透明な澄んだ世界 少しずつ汚されてく

煙を上げ 血を流して 足下で溜まる君の涙

空高く人が歩く いつからか羽が生えた

雲に触れ 雨を見下ろし 白い服を着た神と逢った

少しずつ忘れていく 人の心 空の青さ

僕たちはもう手遅れ 次はあの白い月に棲むらしい

  • 作詞者

    ふじたゆかり

  • 作曲者

    ふじたゆかり

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ふじたゆかり、1st album。

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