

小さな灯りが 揺れている
あなたの気配だけ 残して
言わなくていいと思ってた
わかってくれると信じてた
何度も飲み込んだ言葉が
のどの奥で まだ泣いてる
「大丈夫」と笑うたび
本当の私が 少しずつ消えていった
でも今夜だけは
嘘をつかずにいたい
あなたは優しすぎた
だから何も壊せなかった
でも壊さなければ
私は私でいられなかった
声を上げた日 私ははじめて
自分の気持ちを 守ったの
涙が言葉に変わるたび
心が少しずつ 自由になって
こわかったのに それでも
声を上げた日 あなたの背中が
少しだけ 遠くに見えた
でも それでよかった
それが私の選んだ夜
たとえ 二度と戻れなくても
閉じた扉の向こうで
きっと私たちは 変わってゆく
あなたの優しさに
守られてきたこと
感謝しても 足りないほど
でも私は
自分を大切にしたかった
泣かないようにと 繰り返して
ずっと息を潜めてたけど
涙を流すことで
初めて、私になれた気がした
声を上げた日 怖かったけれど
誰かのためじゃなく 自分のために
迷わず歩くと決めた道が
こんなに静かで 切ないなんて
知らなかった でも、後悔はない
声を上げた日 あなたに伝えた
「ありがとう」と「さよなら」のあいだで
私は生きていく
あなたのいない未来でも
自分の声で ちゃんと生きていく
- Lyricist
Minami Hirotake
- Composer
Minami Hirotake
- Producer
Minami Hirotake
- Vocals
AYA
- Songwriter
AYA

Listen to The day I raised my voice (The Story) by AYA
Streaming / Download
- ⚫︎
The day I raised my voice (The Story)
AYA