Lyric

３兄弟の次男のじいちゃん

２０２３　１２月３日

あの世逝った

初めて着た喪服と実感のない僕

死ぬまでがゴール

看取られてできているのかな

成仏

一報目は声が遠く

二報目にてやっとショック

そんなことも知らず俺はdose

悪いジョークであれと祈る

永遠にcall

出ない電話帳の名前を見るメモリアルホール

うすら寒い斎場で俺よりも背の低い父さん

を見てると涙出そうだ

どうでもいいようなことが今浮かぶ

例えば明日からのバイト

確か空は灰色

知らなかった近況

久しぶりに会った姉が

俺の曲を聞いてるってそれだけが吉報

なんで　だけが巡る思考

聞いただけの最期

（らしいよ）

麻痺した心臓

知らなかった病状

２０分の心配停止

しっかりして

母親をむしろ

心配してる

あと何度食えるのか

実家の飯

俺という存在で勝負しろってママは言ったよね

生きることとは紡いでいく言の葉

生の中に死があり

俺が歩いて来た道

には歌詞があり

志半ばの死の中に価値があり

光る欲望

Life is flow

都合良い時だけ出しゃばる血が俺を縛り

シャバにいても模範囚のように芝居

傷は癒えない

事実は消えない

俺が俺を全うできなきゃ死んでも死ねない

俺と似たようなこと言う姉貴

平気な顔してたけど悲しかった

噂話同じような話題ばっか

片田舎いたたまれない

語られない思い

ガキじゃいられないってことも実感

それとまだ元気でいてくれよ

もう一人のじいちゃん

がいるからまだ幸せかな

この世からまた遠のく一人

親戚が連れてきた赤ん坊

また灯る命

生きることとは紡いでいく言の葉

生の中に死があり

俺が歩いて来た道

には歌詞があり

志半ばの死の中に価値があり

光る欲望

Life is flow

都合良い時だけ出しゃばる血が俺を縛り

シャバにいても模範囚のように芝居

傷は癒えない

事実は消えない

俺が俺を全うできなきゃ死んでも死ねない