Lyric

流れてゆく

不快な声

ありふれた息遣いで

細い喉鳴らす

誰にでも

出来そうなことが

誰にでも響く

くだらない世俗

神様の風は

凪いで伝う

悲しみの雨を

頬に垂らす

浅ましい己との戦いに

打ち勝ちいつのまにか

無くなる抑圧

崩壊してるわ

気づいてないだけでもう

見つからないわ

ツイてないわけじゃない

崩壊してるわ

気づいてないだけでもう

見つからないわ

ツイてないわけじゃない

遠くまで来て

やっと気づく

目的地のない旅の丁度

真ん中あたりに足跡

「私の？」

それとももっと

「凄い人？」

怯えながら

朝を待つだけの

眠れない日々

終わらせてやるよ

それで例えるくらいなら

歌うな

そこで指くわえて

見てれば

固く閉ざした

扉の向こうと此方で

どんな覚悟も

必要なかった

不可逆

崩壊してるわ

気づいてないだけでもう

見つからないわ

ツイてないわけじゃない

崩壊してるわ

気づいてないだけでもう

見つからないわ

ツイてないわけじゃない

固く閉ざした

扉の向こうと此方で

どんな覚悟も

それほど必要なかった

固く閉ざした

扉の向こうと此方で

同じ夜空も

痩せた星屑も見えない