歌詞

吐き出したところで変わらないか

人の生き方を変えるのは

ただのエゴだってわかってるのに

どうしてもどうしても伝えたくて

空白に染まったその芯は

きっと愛すら溶けてしまう

馴染むことをしないままで

君はどこへ向かうのだろう

その目は濁っていますか？

足掻いて藻掻いて

駆け抜けたその軌跡を

僕はきっと見ているから

振り回された過去をぶら下げて嘲笑した

明日も君は来ないだろう

子供だったんだ僕はいつも

君の本音はとっくに消えていた

過去と共に捨てたその情を

いつか掬ってくれないか

なんて希望的観測持って

君へ投げても伝わらない

その目は濁っていますか？

産まれて落として

誇り被ったその布石を

僕はきっと憶えてるから

その目は澄みきっていますか？

白くて黒くて

彩度を無くしたその瞳に

僕はきっと何も言えないから

器は満たされていますか？

なぞった爪先

空白に慣れたその証を

僕はきっと忘れないから

忘れないから

僕はずっと忘れないから