歌詞

僕は知っている

先立つ事の愚かさを

僕は積んでいる

咲きゆく彼岸に背を向けて　あゝ

僕は考える

欠けた心の在り処を

河原に散る数多の一つ

どれもが合わずに愚痴零す

僕は振り返る

雲一つと無い大空を

眩しくて涙が溢れて

俯いて影を送った

生きたくない

全部　全部

意味さえない

僕が出した声は

僕が殺した

そうしてやっと伸ばした手すら

なにも掴めなかった

僕は知っている

三途の川の冷たさを

僕は詰んでいる

進む意志　それを崩されて　あゝ

一つや二つ

悩む事など数知れず

三つや四つ

そうまで生きて何になる

僕は　僕の奴隷だ

死にたくない

どうか　どうか

意味が欲しい

僕が出した声は

僕に刺さった

不意に自分は殺すくせに

どうしてぎゅっと結んだ紐に

なにも通さないんだ

革命の夜は尚深く

奴隷はずっと　奴隷のまま

僕はずっと　僕のまま

囚われる獄で覚めた夢魘

芥を滲ませ散らせよ火花

狼煙は風に溶けるだけ