Lyric

激しい昨夜の雨が 花びらを降らしていった

4月の入学式まで もって欲しかったのに

信号待ちの向かい側 「テナント募集」の日陰で

気ままな放浪ねこが 何かに驚き逃げた のかな

青く覆われた景色も

そこにあったはずの暮らしも

ひび割れガラスの窓が 風より高く鳴っている

こんな夕陽の街角で 解体工事が始まる

まるで知らなかったことに 今更気づいたつもり

積み上げた ものはいつでも

不安定で なんか胸が 掠れていくんだ

例の where you go 無関心なさざめき

Curiosityの 被害妄想が夜を占め出した

Way on 希望論 明るい日の日陰にも

鋭意の Gainを もっと上げていよう

踏み締めた 枯葉の音は

乾きすぎた 心まで 粉々になんだ

Ain’t No, Ain’t Wrong 誰かの恋模様も

Ain’t Known, Ain’t Want きっと同じ模様

予報じゃ13分後に 街はまた降られるようだ

湿った遠くの空気が ざわついてるのを感じる

穴空き屋根の心には 少々堪えるだろう

錆びたベンチがバス停の 時刻表に目を凝らした

Ain’t no way to go 路線図は複雑で

けれど 経緯も 知らず人はまた雨を降らす

Rainの Painを 誰も思うことなく

Ain’t drown, Ain’t Petrichor この街ごと