Lyric

優しくなんかないのに

笑ってくれるのはなぜ

美しくなんかないのに

花束くれるのはなぜ

車窓に映る雑踏

おなかのすいた鈍行

答えを探してる間に

全てに置いてかれてる

チカチカしてる街灯のように

好き嫌いの是非も曖昧で

キラキラしてる星々すら

掴めることを知ったんだ

炭酸みたいに弾けて

ここまで来たんでしょう

一切眠らない鉄箱で

あなたに会えたよ

車窓に映る雑踏

怠惰を食べる鈍行

居場所も価値も在りはしないのに

鮨詰めでも走り去る

言葉がどうにも見つからないな

ささくれ立った　心の端

走り疲れたら歩けばいいさ

ただの子羊さ　あたしは

笑顔のあなたを見ていたいよ

眠るように終わりたいよ

数えきれないほどの風景を

あなたと見たいよ

この電車の終点がおよそ地獄でも

あなたがいて笑えるならそれもいいでしょう

炭酸みたいに弾けて

ここまで来たんでしょう

一切眠らない鉄箱で

あなたに会えたよ

ここまで来たんでしょう

あなたに会えたよ

優しくなんかないのに

笑ってくれるのはなぜ