Lyric

あの坂道を　駆けあがってく　夏の匂いが　背中を押してる

まだ何者にもなれなかった　わたしを　あの日　あなたは笑った

影が重なる　河原のベンチ　指がふれても　何も言わない

「大丈夫だよ」と風が言うたび　ちょっと泣きそうになるんだ

Hag me darling ねぇ　あなたの影が

夕焼け空に　とけていくけど

ちゃんと今も　胸の奥で　あったかく　待ってるよ

花火みたいな　時間だったね　一瞬だけど　まぶしかったね

二度とは戻らないことも　今は少し　愛おしい

制服のまま　夢を語って　不安なんて　全部蹴っ飛ばして

「いつかまた会える」なんて　信じてるようで　願ってた

Hag me darling ねぇ　あなたの笑顔

風鈴のように　揺れてるけど

忘れてない　忘れられない　あの夏の　さよならも

ポケットの中　しわくちゃのメモ

「ありがとう」って　走り書きしてた

なんにも渡せなかったけど　ずっと　大事にしてるよ

Hag me darling ねぇ　遠くの空に

あの日の記憶　溢れてきたら

また逢える　そんな気がして　ちょっとだけ　笑ってた

Hag me darling ねぇ…